最近のBOC講座は、「あっという間に満席になってしまう」という、ありがたいのですが申し訳ない状況で、今回は臨時追加公演として開講させていただきました。

10月は大型の台風の影響で、予定していた大阪公演も延期になりました。追加公演は12/8に開催いたしますので、ぜひお申し込みいただければと思います。

さて、台風の被害はまだまだ残っていて、私が往診している千葉県や前回お世話になった仙台でも、復興作業の真っ只中です。

また、本日は朝から沖縄の首里城が火事という衝撃的なニュースをみて、さらに気持ちが沈んでしまいました。

とはいえ、今は自分にできることをやるしかありませんので、被災している方々の健康を想ったBOC講座を開講しました。

今回も日本全国、北は山形、南はなんと沖縄からご参加いただきました。彼女はたまたま前日に東京入りしていたそうで、首里城のニュースを朝テレビでみて驚いたそうです。この記事を書いている今も、実は首里城のニュースを見ているのですが、未だに状況を受け入れられていません。

今回は、そんな若干くらいニュースから講座が始まってしまったせいで、一瞬どんよりしてしまいましたが、来ていただいた皆さんのエネルギーを受けて、3時間楽しく、有意義な時間になったと思います。皆さんのおかげです。ありがとうございました^ ^

まずはBOCの基本講座として、BOCプロバイダーの役割や学び続けることを約束し、口腔解剖から口腔ケアの方法、ケア用品、肺炎発症率や訪問歯科医の役割についてお話させていただきました。

さらに肺炎つながりで、人工呼吸器関連肺炎の発症機序、VAPバンドルの日本と欧米の比較、オンライン診療やコミュニケーション、伝えることの難しさを共有することなどなど、基本から応用まで、情報量が多すぎて迷ってしまわないように、ゆっくりと進行していきました。

おかげさまで、アンケート結果の満足度も最高で、「BOCの重要性を現場で伝えてきます！」と熱いメッセージをいただきました。本当に嬉しいです。

今後も続くBOC講座をフォローして、学びを継続していただきたいと思います。

次回は名古屋で、在宅医をされている石黒先生から、「在宅医療×口腔ケア」をテーマにご講演いただきます。

楽しみにしていてください^ ^