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嚥下食を食べてみた!
お知らせ9月に入り秋めいて来たかと思いきや、予想外のカンカン照りの真夏日に、嚥下食をひたすら食べる会が開催されました。
いつものように、BOCプロバイダーについての概要「Provide 行う, Spread 伝える(拡散する), Keep updated 学び続ける」をどのように実践していくかをお伝えしたあと、今回のテーマである「嚥下食」について、東京都で訪問診療を専門にご活躍されている、出張歯科四つ木の池川裕子先生にご講演いただきました。
池川先生は、数々の嚥下食をご自身で実際に召し上がっており、あの日本一有名なテーマパーク内のレストランでも嚥下食を注文しリサーチをしているという嚥下食マニアの先生です。
池川先生の一声で、今回たくさんの企業にご協力いただき、机に乗り切らないほどの嚥下食をご用意いただきました。
今回も、北は北海道、南は沖縄から約30名の看護師、介護士、助産師の方々にご参加いただきました。
普段から患者さんが召し上がっているやわらか食やペースト食を改めて見てみると、やっぱり食事は楽しいものでなければならないと考えます。
今回、舌ですり潰せるもの、トロミの感触、開封時の離水状態などを確認しながら実際に食べてみて、初めてわかることがたくさんありました。
世の中にはたくさんの嚥下食があり、どれも美味しそう(見た目)で、さらに食べてみると本当に美味しいものばかりでした。
ただ、これら市販の嚥下食を日常的に使用することは、病院、高齢者施設の経営や厨房の環境から、導入が難しいことがあります。
たしかに、家計を含む医療や介護にあてられる経済状況を考慮すると、市販の嚥下食を頻繁に利用することはできないかもしれませんが、毎日の食事に補助的に追加したり、時々取り入れながら、楽しい食事をアレンジできたらいいなと思いました^ ^
今回もご参加いただきありがとうございました!
次回は10月、大阪公演でお会いしましょう!