BOCプロバイダー和歌山公演が開催されました！^_^

今回は、和歌山県の紀和病院に口腔ケアチームを立ち上げて大活躍していらっしゃる、看護師の白石先生のお話が聞きたすぎて和歌山まで行ってきました！いま帰りの新幹線の中です！

 

これまでのBOCプロバイダー認定資格講座では、口腔ケアに関連する内科疾患や海外の動向、現場の課題を見つけるためのニーズソン、バイアスを外す必要性、顎関節の形態や運動、感覚など、普通の口腔ケアセミナーでは取り上げない話（だけど重要）を様々な講師の先生をお招きして行ってきました。

 

それぞれの講義内容は基本的であり、口腔ケアを行う上では絶対に知っていなくてはならない重要な内容なのですが、いわゆる普通の口腔ケア、誤嚥性肺炎の予防やブラッシング方法、ケアの体位や口腔ケア用品の使い方、ケアチームの取り組みなどを学びたい！と思ってご参加いただいた方々に、この講座はなんじゃ？と一瞬戸惑わせてしまうことがありました。

 

これはつまり、口腔ケアに対する考えがやイメージが、私たち歯科医師と看護師や介護士の間で異なることを意味しています。これがまず問題です（第一関門）。まずはこの隙間を埋めなければならないのですがそれはまたの機会に。

 

今回は受講者の方々が聞きたい話ど真ん中！！

誤嚥性肺炎の原因や口腔ケアのエビデンス、実際のケア方法、評価方法、チームでの取り組み、白石さんの想い。

患者さんの生き様を尊重したい、食べることは生きること、食事をさせてもらえないなんて人権侵害じゃないか、口腔内をみれば看護の質がわかる、

そんなめちゃくちゃ熱い思いを持って活躍している白石さんのお話は、優しくてあったかくて、患者さんとのエピソードを伺っているときには泣きそうになるほどでした。

いわゆる口腔ケアセミナーの王道の内容でしたが、取り組みや想いの熱量が常軌を逸していました（良い意味で！）。

ぜひ動画を見返していただき、ご自身の病院や施設で取り入れてみてください^ ^

 

白石さんの活動は今後も追いかけていきます。ぜひデータをまとめて論文化しましょう！

本当に学びの深い和歌山公演でした！

ありがとうございました！